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2024年7月8日
【コラム】ポリプロピレン(PP)について
今回は、身の回りの容器やおもちゃから家電部品や自動車部品まで幅広い分野で利用されているポリプロピレン（PP）について解説します。
ポリプロピレンとは
ポリプロピレン（PP）は、熱可塑性樹脂の汎用樹脂の一種です。比重が0.9～0.91と樹脂の中で最も軽く、水に浮きます。耐熱性・耐薬品性・耐衝撃性に優れているため、幅広い用途で使用されています。
メリット
- 比重が0.9～0.91と非常に軽い
- 大量生産に適している
- 熱に強い
- 薬品に強い
- 折り曲げに強い
- 外部からの力に強い
- 電気を通しにくい
- ツヤが出しやすい
- リサイクルに向いている
デメリット
- 日光に弱い
- 接着性が悪い
- 印刷しにくい
用途
ポリプロピレンは以下のような幅広い用途で利用されています。
- 自動車部品
- 家電部品
- おもちゃ
- 包装フィルム
- バケツ
- 電子レンジ用の容器やタッパー
- ペットボトルキャップ
- コンテナ
- パレット
- 衣装ケース
- 医療器具
- ゴミ容器
- 繊維
