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2024年8月29日

【コラム】マテリアルリサイクルが可能な素材とは?

マテリアルリサイクルが可能な素材とは?

リサイクルの方法の一つとして、マテリアルリサイクルという廃棄されたものを新しい製品の原材料として再利用するものがあります。
今回は、マテリアルリサイクルが可能な素材について見ていきたいと思います!

素材

プラスチック

プラスチックのマテリアルリサイクルで、最もポピュラーなのはペットボトルです。

廃棄されたペットボトルを新たなペットボトルに再利用する水平リサイクルのほか、
衣類や食品用トレーなどに再利用するカスケードリサイクルも実施されています。

そのほか食品トレー、卵パックやラミネート包材、洗剤容器など、ペットボトル以外のプラスチックもマテリアルリサイクルとして再利用されます。

プラスチックをマテリアルリサイクルするには、家庭での分別が非常に重要です。
収集された廃プラスチックは市町村の施設で選別され、キレイでリサイクルできる状態のものだけを集め、圧縮して保管されます。
圧縮された廃プラスチックは事業者が回収して再商品化。手で選別を行ったあと8mm程度のフレーク状に粉砕し、風力分離、洗浄、比重分離を行い、
再利用原料として新たな製品を製造します。

 

金属

廃棄される電気製品や自動車などから取り出されるさまざまな金属を分類し、マテリアルリサイクルを行います。
取り出されて再利用されるものの代表的な例は、アルミや鉄などです。

特にビールやジュースなどに使われるアルミ缶は多くが再利用されており、いったん高温で溶かし、固めて再利用地金にしたうえで、
新たなアルミ缶の製造や自動車部品に使われます。アルミ缶リサイクル協会の調査によると、2023年度のアルミ缶のリサイクル率は、97.5%を誇ります。
2015年以降のリサイクル率は軒並み90%以上を維持しており、リサイクルが定着していると言っていいでしょう。

 

欧州との比較ですが、日本のマテリアルサイクルの割合は低いとされています。
分別や再利用のための設備不足や、リサイクルされた材料の品質の劣化、リサイクルコストがかさむなどの
原因がありますが、弊社では引き続きプラスチック素材を買取・リサイクルを行い、
循環型社会に貢献できるよう努力してまいります。

 

木くず

新築や改築の際の建設現場家具の製造時、あるいはパルプ製造時などに生じた木くずのほか、
輸入木材の木くず、おがくず、廃チップ、板切れなども再利用されます。
細かく砕き、あらためて成形することで、建築資材や家具資材として利用されるのが一般的です。

 

廃棄物を製品の原材料として再利用するマテリアルリサイクルは、二酸化炭素の排出量削減に大きな効果が期待されています。
その一方で、課題もあります。プラスチックのすべてがマテリアルリサイクルに使えるわけではない点、洗浄の手間がかかる点、
そして繰り返しリサイクルをすることに限界がある点などです。
今後さらに、これらの課題を解決していく方法が求められていくでしょう。

 

弊社の樹脂リサイクル事業では、プラスチック素材の回収・リサイクルを行っております。
ご要望・ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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