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2024年7月23日
【コラム】ポリスチレン(PS)とは
ポリスチレン(PS)について
ポリスチレン（PS）は、石油を原料として作られる代表的なプラスチックの一つです。
透明で硬い性質を持つ汎用ポリスチレン（GPPS）と、ゴム成分を加えて衝撃に強くした耐衝撃性ポリスチレン（HIPS）の2種類があります。
それぞれの用途についてご紹介いたします。
汎用ポリスチレン（GPPS）
- 透明性 – GPPSは透明で、光を通しやすい
- 硬度 – 硬くて剛性が高い
- 発泡性 – 発泡させることで軽量で断熱効果が高くなり、食品容器や断熱材に適している
- 用途 – 食品容器、CDケース、家電部品、文房具など
耐衝撃性ポリスチレン（HIPS）
- 耐衝撃性 – ゴム成分を加えることで、衝撃に強くなっている
- 硬度 – 耐衝撃性が高い反面、GPPSに比べて若干柔らかい
- 色 – 乳白色で透明性は低い
- 用途 – 家電製品の外装材、食品容器、玩具、梱包材など
| 特徴 | GPPS | HIPS |
| 透明性 | 高い | 低い |
| 耐衝撃性 | 低い | 高い |
| 剛性 | 高い | 中程度 |
| 主な用途 | 食品容器、CDケース、家電部品 | 家電外装材、食品容器、玩具 |
GPPSは透明性と硬度が求められる用途に適しており、HIPSは耐衝撃性が必要な用途に適しています。
上記のように、ポリスチレンはその多様な特性と用途から、私たちの日常生活に欠かせない素材となっています。
今後もその需要は増え続けると考えられます。
弊社はGPPS・HIPSともの買取・回収を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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